日本酒酵母を使用! 反射炉ビア 鬼殺しIPA
ついに下北沢にある「北沢小西」に行ってきました!
国産クラフトビール 、ハードサイダー、たくさん種類があって興奮です。
タイミングよく、以前参加したオンラインのクラフトビール フェス第1回目に参加していた反射炉ビアと富士桜高原麦酒のビールが売っていたので即買いいたしました。
今回はまず反射炉ビアの「鬼殺しIPA」を飲んでみたのでメモします。
反射炉ってなんだろ?
歴史が苦手な私、、、反射炉と聞いてピンときていませんでしが。。
反射炉とは、金属を溶かし、大砲などを鋳造するための溶解炉のことをいいます。溶解室の天井が浅いドーム形状になっており、熱を反射させて集めることでより高温で良質な鉄を鋳造できる構造となっていることから「反射炉」と呼ばれているようです。
反射炉ビアがある伊豆の国市韮山の反射炉は、実際に稼働した反射炉として国内唯一現存する建物のようです。
ガツンとした苦味とホップの香り
IPAだんだんとハマってきてます。この鬼殺しのIPAの飲みやすくて最高でした。
麦汁に含まれる糖をアルコールと炭酸ガスに分解(=発酵)するのが「酵母」の役目です。さらにその副産物として生まれるのが「エステル」と呼ばれる香り成分。鬼ごろしIPAはその酵母に日本酒酵母を使用することで、豊かな香りを作り出しています。私の嗅覚ですと、甘めのフルーティーな香り、少し柑橘系な感じがしました。
味も贅沢に使ったんだろうなと感じるくらいのしっかりしたホップの苦味が舌を痺れさせます。でも風味がフルーティーだから爽やかに飲める。いやぁIPAいいっすね。
反射炉ビアさんもかなりの種類のビールを作っています。特に限定ビールの量がすごいので、これからチェックを怠らず、新製品が出てきたらすぐ飲んでみたいです。ごちそうさまでした!
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製造会社:反射炉ビア
産地 :静岡県伊豆の国市
アルコール分:7%
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バレンタインに オレンジチョコレートスタウト
チョコレートスタウトとは?
私自身、チョコレートスタウトを飲むのは初めて。
チョコレートが混じっているのかなと思っていましたが、そうではありませんでした。
ビールに不可欠な麦芽。通常は85度程度できつね色になるくらいまで焙煎しており、美しい黄金色のビールを生み出しています。
一方、以前も紹介してきたスタウト、いわゆる黒ビールは約220度の高温で焙煎。麦芽は真っ黒で焦げた状態になります。
チョコレートスタウトはこの真っ黒になる手前、約180度の温度で焙煎した麦芽を使用するそうです。そうすることで黒ビールよりも少し苦味が弱く、ビターチョコレートのような風味を生み出すとのこと。この麦芽をローストする絶妙な加減がビールにさまざまな風味をもたらすのですね。勉強になりました。
オレンジ風味がたまらない。
スワンレイク インペリアルスタウト
スワンレイクビール第二弾はインペリアルスタウトです!年に一度の限定醸造の製品、
黒とシルバーのラベルが高級感を醸し出しております。 おしゃれ。
インペリアルスタウトとは?
wikiさんによりますと、インペリアルスタウトの発祥は18世紀。イギリスがロシア皇帝(=インペリアル)に献上する際に作ったとされるスタウトスタイルのビールのようです。IPAと同様、遠地に運ぶために防腐対策としてアルコールや味わいを強めています。
それにしても泡もここまで茶色くなっているのは初めてみたかもしれません。見た目から黒ビールとしての強さを感じられます。
強さに敗北、、、
下調べもせず、すぐグラスについで、いつも通りごくごく飲んでいたところ、、途中で少し体がふらっとしてきました。。アレっと思ってラベルを見返してみると、なんとアルコール度数が10度!? インペリアルスタウトではよくある度数のようですが、私は2ケタアルコール度数のビール初体験でしたのでびっくり。
でもアルコールの強さを感じないくらい、口当たりまろやかでロースト感溢れる風味。苦味も程よい感じで、とても飲みやすく上質感のあるスタウトでした。
ここ最近スタウトの美味しさも楽しめるようになってきました。ただスタウトとベストマッチするおつまみをまだ見つけられていません。やっぱりナッツなのかなー?でもそうすると晩酌だとどのタイミングで飲めば良いのだろう、、
まだまだ自分とスタウトの関係性が構築できていませんが、もっと楽しめるよう、これから試行錯誤していきたいと思います。
ごちそうさまでした!
香りが踊る エチゴビール プレミアムレッドエール
- 価格: 878 円
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冷蔵庫の中のラストエチゴビール、プレミアムレッドエールを飲んでみました。
エチゴビールのラインナップを冷やしていたときは、とても冷蔵庫が華やかだったのですが、今はガランとしてしまいました、、また買い足そう。
レッドエールとはなんだ?
そもそも私、レッドエールのことをよく知らなかったので、少し調べてみました。
・アイリッシュエール
名前の通りアイルランド発祥のペールエールのことを別名レッドエールと呼ばれるそうです。赤身のある茶色で、カラメル麦芽によるキャンディのような甘い香りが特徴。
・フランダース・レッドエール
フランダース地方発祥のエールビール。チェリーのようなフルーティーな香りが特徴で、甘みと酸味のバランスが特徴。
・アメリカンスタイルアンバー
アメリカで人気のスタイルのひとつ。カラメルモルトとクリスタルモルトを使用しており、フルーティーな香りとローストされた風味が特徴。
ということで、レッドーエールと言えど、各地で様々な特徴があり、かつ人気のスタイルであることは間違い無いですね。
奥が深い、レッドエールの風味
これまであまり飲んだことのなかったレッドエール、正直いうと少し香りになれていない自分がいます。。最初のひと口めに感じるあの少し独特なツーンとした香りはローストした麦芽から出ているのかな?
でも柑橘系のフルーティーな味わいとしっかりした苦味がマッチして、だんだんと美味しくなってきます。 地域によって味わいも違うみたいですし、いろんなレッドエールをこれからチャレンジしていきたいと思います。ごちそうさまでした!
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製造会社:エチゴビール
産地 :新潟県
アルコール分:5.5%
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- 価格: 880 円
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思い出のスワンレイク #B-IPA
先日、国税庁が主宰している「クラフトビール ・オンラインフェス」に参加してみました。参加条件は、イベントに参加している複数のブルワリーの中から1種類ビールを購入すること。なかなか面白いですし、このコロナ渦の中で大変なブルワリーさんを助ける良い試みですね。
ということで私は瓢湖屋敷の杜(ひょうこやしきのもり)ブルワリーの3本セットを購入しました。
思い出のスワンレイクビール
このブルワリーは「スワンレイクビール」というブランドを展開しており、いくつもの賞も受賞している実力派です。
私が田町で働いていた頃、「スワンレイクパブエド」というお店に行ったことがあり、そこでこのブルワリーを知りました。
もっというとここでクラフトビールの美味しさに興味を持ち始めたといっても過言では無い、私にとって思い入れのあるブルワリーです。
ベルジャン・アイピーエー?
ラベルに書いてある「#B-IPA」 これは「ベルジャン・アイピーエー」と読むようです。普通とIPAと何が違うのでしょうか。
ビール大国といえば、ドイツ、アメリカ、イギリス、ベルギー。
この中で一番、味や香りに幅を出せるのがベルギーの酵母だそうです。
そのベルギーの甘くてフルーティーな酵母を使ってIPAを作ってみた、
これが「ベルジャン(ベルギー)・アイピーエー」というわけです。
勝手にレビュー
ベルジャン・アイピーエー、、、
最近飲んだ中で一番「美味しい!」と思ったビールかもしれません。
というのも、まだ少しIPAにクセを感じている私ですが、この#B-IPAは普通のIPA同様アルコール、苦味がひと口めにかなりガツンときます。ただ、その少し慣れない風味や苦味のクセを、おそらくこのベルギーの甘みの強い酵母がかき消してくれていて、とても飲みやすいんです。「ガツン!→あれ意外とまろやか?→がつん!」みたいな。(?)
このビールは期間限定で、しばらくは販売されないようです。。残念。
スワンレイクビールはまだまだたくさんの種類があるので、これからもっと攻めてみたいと思います。ごちそうさまでした!
素敵な味を奏でる エチゴビール ピルスナー
今回は冷蔵庫の中でひときわ輝いており、なかなか手がつけられなかったエチゴビールのピルスナーを飲んでみました。
ピルスナーの発祥「チェコ」
日本では慣れ親しんでいるピルスナースタイルのビールですが、もともとは1840年頃にチェコのピルゼン市で誕生したスタイルなんですね。
ある時、ピルゼン市にドイツからビール醸造家を呼んで新しいビールを作らせました。それ以前までドイツで主流だった濃い色のビールが出来上がると思われていましたが、出来上がったビールは黄金色。ミュンヘンの水が硬水だったことに対し、チェコのピルゼン市は軟水。この違いから生まれたのがピルスナーです。
ピルスナービールは低温下で作る下面発酵ビールのため、品質が均一化しやすく大量生産に向いていたことから、すぐに世界中に普及しました。
キレの良い苦味とモルトの旨味のオーケストラ
イラストはピルスナースタイルの故郷であるチェコの作曲家ドヴォルザークの交響曲をエンスしているオーケストラをイメージしたそうです。指揮者がイケメン。
話はそれますが、ドヴォルザークといったら「新世界」ですね。(というか新世界しか知らない) 小学生の時に合奏でこの曲を演奏したのを思い出しました。また鉄琴やりたいなー、、笑
というわけで味のほうですが、パッケージのイメージ通り、非常に心地よい苦味とホップの香りが、バランスよく存在しているなと思いました!
、、、私の経験値だとピルスナーってなかなか感想を残しておくのが難しい。。スーパー○ドライよりキレは弱いけどホップの香り強め、、とりあえずこんなので覚えておこう。
それにしてもいろいろな味のビールを楽しませてもらっているエチゴビールシリーズも家にある在庫はあと一本、、、買い足そうかな。。
ごちそうさまでした!
前略好みなんて聞いてないぜSORRY
「前略好みなんて聞いてないぜSORRY」
なんて攻めたネーミング!! そしてお洒落なフォント&水色を使ったパッケージデザイン!! こんなビールが陳列されていたら立ち止まらないわけがない。。ということでまんまと戦略につられて買ってしまいました。
ヤッホーブルーイングの限定ビール!
製造会社を見てみると、なんと「よなよなエール」で有名な、ヤッホーブルーイングさんではないですか。さっそくネットで調べてみると、「前略・・・」はヤッホーブルーイングの限定ビールシリーズのようで、これまで第3弾まで発売をしていたそうです。(もっと早く知りたかった、、、)
第1弾が米麹と酒粕をつかったストロングエール、第2弾がかつお節(!?)を使ったホワイトIPA、第3弾が黒ごまや黒糖を使ったインペリアルポーター。製品名の通り、かなり攻めた素材を使ったオリジナリティ溢れるビールを発売されていました。特に鰹節を使ったビールなんて、、、どんな味がするんだろう、復刻版でてほしいです。
そして今回の第4弾がこの「ゆず×あら塩」で仕立てた、セッションエールです!
最高のコンビネーション
早速飲んでみましたが、、、最高でした。
ヤッホーブルーイングさんのホームページに書いてありますが、今回は無ろ過で製造しています。そのためゆずの良い香りがしっかりビールに乗っかっていて、グラスに注いだ瞬間からテンションが上がります。なので飲む人は口が広めのグラスをお勧めします。
そして味ですが、ゆずの風味そしてビールならではのアロマホップの風味がうまくマッチして、口の中がハッピーでした。そして一番私がすごいなと思ったところが、絶妙なあら塩の塩味です。あら塩さんは、自らのしょっぱさは出さず、ゆずの香りや味を最大限引き立てるよう絶妙なバランスで存在しています。まさに縁の下の力持ちです。
苦味は少なく、スッキリした後味なので、和食洋食問わず料理にも合うビールだと思います。もう完売しているようなので、手に入れるのは難しそうですが、、また出会ったらいいなと思います。ごちそうさまでした!
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製造会社:ヤッホーブルーイング
産地 :長野県軽井沢市
アルコール分:4.5%
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