ほうじ茶の香りとマッチ ~加賀棒茶スタウト~
今回は金沢で買ってきた、オリエンタルブルーイングの「加賀棒茶スタウト」を飲んでみました。
私はほうじ茶が好きなので、もとがおいしい加賀棒茶をビールに混ぜなくても、、、なんて思いながらも、試しに買ってみたので感想をメモしておきます。
その前にスタウトってなんだ?というところを書いておきたいと思います。
アイルランドが起源のスタイル
もともとはロンドンで流行した「ポーター」スタイルのビールが、アイルランドに伝わりアルコールを強化(=Stout)して作った「スタウトポーター」が起源のようです。
じゃあポーターってどんなビールかというはなしですが。
18世紀初めロンドンにて、古くなったブラウンエール と新鮮なブラウンエール、そしてペールエールの3種を混ぜた「スリースレッド」という飲み方が流行したようです。これを機にロンドンのパブオーナーが販売を始め大成功。このビールが「ポーター」と呼ばれるようになり、世界に広がっていきました。
ローストした麦芽を使い、上面発酵によって醸造されたビールがこの「スタウト」です。
棒茶の香りと後味が最高
いざ、加賀棒茶スタウトを飲んでみます。
写真の通り見た目は普通のスタウトビールと変わりません。
ほんのり棒茶の香りがしますが、あまり気にならない程度。
口に運ぶとふんわり棒茶の香ばしさが。いやぁ好きです。
ドライスタウト系なので、のどごしもよく、スッキリしていますが、
最後にまた、ほうじ茶の香りが鼻を通ります。ほんとに好きです。
前回レビューした、「能登塩セゾン」も同様ですが、オリエンタルブルーイングさんは素材の生かし方がとても上手だなと思いました。あまり主張せず、けど心地いい程度にアクセントを付けてくれる感じ。
いままでスタウトはギネスくらいしかまともに飲んだことがなかったのですが、
この「加賀棒茶スタウト」を飲んで、スタウトの世界にも興味が湧いてきました。
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製造会社:オリエンタルブルーイング
産地 :石川県金沢市
アルコール分:5%
IBU:22
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