おさるがおしゃれ 箕面ビール おさるIPA
SNS上でもよく見かける、お洒落なおさるさんのラベルが特徴的な箕面ビール。北沢小西で手に入ったので、メモしていきたいと思います。
箕面ビールとは
名前の通り、大阪府の北にある箕面市で生まれた箕面ビール。箕面市は自然豊かな地域のようで、特に滝が有名だそうです。またその自然の中でニホンザルも多く生息しているようで、おさるビールもここが由来なのかなと勝手に思ってます。
箕面ビールの設立は1996年、ビール大会の受賞歴も多く、実績と歴史あるブルワリーです。デイリービールをコンセプトとし、地域に根差して数多くのおいしいビールを醸造されています。
最近の中でいちばん美味しかった
最初に書いておくと、ここ最近で一番おいしい!と感じたビールでした。
スタイルはIPA。丁度良いフルーティー感のある香りとホップの苦味がキリッと効いていて、幸せな気分に。いままで私はIPAの最後までついてくるホップの苦味が少し苦手だったのですが、このおさるビールは後味がとてもスッキリ。良い香りだけが口に残り、グビグビいけちゃいました。IPA初心者の方や、ちょっといつもと違うビールが飲みたい、という人にぜひお勧めしたいビールだなと思いました。
今回はおさるのラベルが特徴的なシーズナブルビールでしたが、ぜひ人気の高いレギュラービールにもチャレンジしたく酒屋巡りを頑張りたいと思います。
ごちそうさまでした!
まるで桜餅 サンクトガーレン さくら
さくらシリーズ第二弾。
さくらが満開だったころに、溝の口の酒屋さんで見つけた「サンクトガーレン さくら」を今回は飲んでみました。
豊富なスイーツビール
サンクトガーレンさんは、このブログにも書いたチョコレートスタウトを筆頭に、スーツ系やフレーバー、フルーツ系のビールを多数開発されているのが特徴的かなと思います。(個人的にはパイナップルエールが一番気になっている)
数もさることながら、それぞれの切り口が面白く、関心を引くものばかりですね。
まるで桜餅!?
さくら風味の食べ物や飲み物って、少し作られた感があるものもありますよね。でもこのビールは本当に自然。桜餅のような香りと麦の苦味と丁度いい具合に香りがマッチして、口の中が春になりました。
こちらのビールでは本物の桜を使用しています。さくらの花を塩づけにすると「クマリン」という成分が生成されるそう。これが桜餅の風味を作り出しているみたいです。また来年もこの美味しいさくらビールの出荷を楽しみにしております!
ごちそうさまでした!
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製造会社:サンクトガーレン
産地 :神奈川県
アルコール分:5%
IBU:17
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ベリーなビール ベアレン醸造所 ラズベリーエール
私はフルーツ全般が大好きでして、特にブドウやベリー系が好み。コンビニにおいてあるジュースでフルーツ系の新作が出ればすぐ手に取るくらい好きです。
そんな私ですが、実はこれまでフルーツ系のビールを飲んだことがありませんでした。避けていたわけではなくあまり出会う機会がなかったのが正直なところ。今回、家の近くのすがやさんでこのビールを見つけ、すぐに購入いたしました。
ベアレンのフルーツ系ビール
今回のラズベリーエールは岩手県にあるベアレン醸造所さんが販売しているビールです。ベアレン醸造所さんは岩手の果物を活かした期間限定のフルーツ系ビールを数多く作っております。このラズベリーはウェブサイトでも取り上げられているように、歴史の長い盛岡の果樹園から仕入れたラズベリーを使用しているそう。
その他にもりんごやゆず、山葡萄などチャレンジしてみたいビールがたくさんあります!今手に入らないのがもどかしい、、、
ビールとベリーのすばらしい調和!
写真では綺麗に撮れなかったのですが、実物はこれがビールなのか?と思うくらい、とても美しい赤紫色をしていました。瓶を開けると、ラズベリーの甘酸っぱい香りがふわーっと香ります。もう、ほんとに贅沢にラズベリーを使ってくれているんだなと、ここの時点でわかります。感謝。
口に運ぶと、これまたラズベリーの酸味と程よくホップの効いたビールの味が絶妙にマッチ。酸味もちょうどいいバランスでビールの爽やかさを演出していくれているので、変なクセもなく、ちょースッキリごくごく飲めます。肉料理などの油っぽい料理とかには特に合うかなと思いますね
フルーツビールがこんなに美味しいとは。正直飲む前まではイメージできておりませんでした。これからめっちゃハマりそうです。ごちそうさまでした!
ビールが薫製? 富士桜高原麦酒 ラオホ
クラフトビールフェスで初めて知った富士桜高原麦酒。醸造家の方の話がとても面白く、ビールへの情熱が熱い方ですっかりファンになってしまいました。
タイミングよく、下北沢の北沢小西に「ラオホ」が置いてあったので、今回はこちらのビールについてメモしておこうと思います。
ラオホとは?
聞き慣れない言葉ですね。ラオホとはドイツ語で「煙」という意味です。麦芽を燻製させて作るビールのスタイルをのことをいいます。ビールが燻製風だなんでお洒落ですね。最近燻製が流行っていますし、このスタイルもその流れに乗って生まれたのかな?と思いましたが、全然そうではありませんでした。。。
なんとラオホスタイルのビールの醸造は古代ローマ時代から。麦芽を乾燥させるのは今も昔も同じですが、昔は設備がないため、麦芽を直接、火にかけて乾燥させていました。その煙が麦芽についたままビールが製造されるので、必然的に「ラオホ」スタイルのビールになっていたようです。
18世紀ごろからは乾燥させる機械も発達し、煙を麦芽に触れさせず、外に逃すことが可能になったため、ラオホは一般的ではなくなり、徐々に影を潜めていったそう。
それでもラオホのスタイルは世界で好まれており、とくにドイツのバンベルクではいまだ名物ビールとして人気があるそうです。
初めて体験する風味
燻製というと、チーズやハムなんかをイメージしますよね。私自身スモークは好きなのですが、あの風味がビールに付いてくることをイメージすると、「本当においしいのだろうか、、」という疑いの目を持たざるを得ませんでした。
しかし!その疑いは見事に晴れましたね。
グラスを口に運ぶと、ふんわりスモーキーな香りが。でも嫌な感じは全然しません。口に運ぶとスモーキーな香りと一緒に、少しアルトスタイルっぽい甘みのある麦の風味が口中に広がります。後味もスッキリで思っていた以上に飲みやすかったです!
奥さんがタイミングよく買ってきてくれていた、いぶりがっことの相性も最高で、すぐ飲み終わってしまいました。。
また新しいスタイルのビールを知ってしまい、今後の楽しみが増えました。
ちがうラオホスタイルのビールもすぐ探しにいきたいと思います。
ごちそうさまでした!
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製造会社:富士桜高原麦酒
産地 :山梨県
アルコール分:5.5%
IBU:21
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春の季節に 網走ビール 桜DRAFT
春、桜の季節になると、食品関連のお店ではたくさん桜がらみの商品が店頭に並びますよねー。正直なんでもかんでもさくら風味にするのはどうなの?と思うこともありますが、、、毎年売っているということは、季節を感じたくてふと手に取ってしまうひとが多いのでしょうね。
はい、私もにこたまの北野エースで手にとってしまいました、網走ビールの「桜DRAFT」を今回はメモしておきます。
網走ビールの作る発泡酒がすごい
とりあえずこの下の画像みてください。。色がビールとは思えないですね笑
網走ビールは平成10年に設立いたしました。
開業以降、いろいろな副原料を用いた発泡酒を開発しているようで、オホーツク海をイメージしたブルーカラーの「流水DRAFT」、知床の新緑をイメージしたグリーンカラーの「知床DRAFT」など、独創的なビールをラインナップしています。
今回飲んだ桜DRAFTもこの写真のように、ビールとは思えないくらいの美しいピンク色をしていました。
色で楽しむビールっていうのも新しい楽しみ方ですよね。
ふんわりさくらの良い香り
ここまでピンクだと、ちょっと味が不安、、、と思ったのですが、全く無駄な心配でした。発泡酒ということで、味はスッキリ、コクは少なめ。ごくごく喉越しを楽しみつつ、グラスから口を離したときに、ふわっと、ビールの風味を邪魔しない程度の桜の香りが鼻を通ります。桜の下で屋台飯と一緒に飲んだら最高かもしれないなと、妄想しちゃいました。
ごちそうさまでした!
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製造会社:網走ビール
産地 :北海道
アルコール分:5.0%
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被災地にも貢献 岩手県山田町オランダ島ビール
今回はベアレン醸造所の「岩手県山田町オランダ島ビール」を飲んでみました。
白とブラウンのカラー、可愛いフォントでまとめられていて個人的に好きなデザイン。ラベルの下に書かれているのは製品名にもある「オランダ島」。1本の売り上げごとに10円が山田町の被災復興事業に寄付されるようです。
山田町オランダ島って?
(参照下:オランダ島 | 東北・岩手「山田町」の観光情報サイト)
山田町は岩手県の三陸海岸の中央にある町。そしてその山田湾の中央にぽつんと存在している無人島がこの「オランダ島」です。場所はこんな感じ
17世紀ごろオランダ船が食料と水を補給するために立ち寄ったことから「オランダ島」と呼ばれているそう。震災の影響で今は中止となっているようですが、海水浴もできる無人島ということで山田町に人気スポットです。(めっちゃ行ってみたい!)
アルトビールの旨味爆発
きれいな赤褐色、泡もきめ細やかで、飲みたい欲をそそります。
口に運ぶとホップの程よい香りと、少しカラメルのような甘い風味が口全体に広がります。口当たりまろやかですが、キレもあって、とても飲みやかったです。
料理にもなんでも合わせやすそう。アルトビールはドイツが発祥とされているので、やっぱりソーセージに合わせるのが主流なのでしょうか。三陸海岸で取れるお魚とかにも合わせやすそうですね。
最近、クラフトビールを飲むと同時に地理についても学べていることに気づきました。まさに一石二鳥ということで、いっそうビール購入の後ろめたさがなくなりました笑
ごちそうさまでした!
日本とベルギーを繋ぐ 欧和ビール
今回は川崎のすがやで見つけた「欧和ビール」です。
こちらのビールは日本のクラフトビール ではなく、なんと日本人がベルギーで醸造しているビールです。気になったのでメモしておきたいと思います。
ビールの本場、ベルギーで日本人が活躍
欧和ビールは今井礼欧さんという方が立ち上げたブランドです。
もともとキリンビールに務めていた今井さん、ヨーロッパ駐在をきっかけに会社を辞め、醸造を学び、ゆく2006年に欧和ビールを開発し独立されています。
現地で学び、現地でブランドを立ち上げてしまうその行動力とチャレンジング精神はとてつもないですね。
欧和醸造所は今回飲んでみた欧和ビールだけでなく、黒欧和、日本の素材(梅、桜、ゆず)を活かしたランビックスタイルのビールも作っております。
何にでも合いそうなアルトビール
とてもスッキリしたアルトスタイルのビールで、すぐ飲み干してしましました。このビールは現地の日本食屋とかに置かれているのでしょうか、、、?(ベルギーに日本食屋さんなんてあるのか?)
個人的にアルトビールのクセのない甘み、後味のすっきりさがとても好きです。
今回飲んだビールの他にも日本の名産を使ったランビックスタイルのビールもあるようです。どこで買えるかわからないですが、また出会えたらいいなと思いました。
ごちそうさまでした!
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製造会社:欧和醸造所
産地 :ベルギー
アルコール分:5.5%
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